Column コラム

「広報担当者のためのソーシャルメディア実践講座(第1回)」

2011.02.15

昨夜は雪のバレンタインデー。19時から六本木ヒルズで開催された「広報担当者のためのソーシャルメディア実践講座(第1回)」に行ってきました!
パネラーの皆さんのお話への期待と、何よりも、日本PR協会が"ソーシャルメディアの講座"を開くということに興味があったので参加しました。会場は満員札止めの150名超で盛況でした。
協会の皆さん準備から運営までお疲れさまでした。セミナー終了後は、まるで"雪国"でしたが、パネリストの皆さんも、聴講者の方々も無事帰れましたでしょうか。

さて、メールで協会から送られてきたアンケートに「満足」「不満足」とチェックするだけでは味気ないので、少し感想を書きます。
まず参加した当社のスタッフとも話をしましたが、キャリアの若いスタッフは、勉強になった、刺激になったと喜んでおりました。経験を積んだスタッフは、ちょっと物足りない感じのようでした。まあ、協会としては、比較的ビギナーの目線にあわされていたのでしょう...。
キャリアに関係なく、皆さんに共通するポイントとして、2つの前提の整理が必要かなと感じました。
まず、昨夜のセミナーは基本、自社発信の、企業アカウント的目線でのお話でした。比較的キャリアの若い広報担当者やPRパーソンにとっては、自社発信のソーシャルメディアがいわゆるトリプルメディアの中で、どう位置付けられるのかという整理が欲しかったのではないでしょうか。パネラーの神原さんが冒頭で「今回は企業の広報担当者向けですので」と前置きされましたが、全体像の中での位置関係が補足されれば、さらに良かったのではと思います。うちの新人ワタナベいわく「そうか。キャンペーンに使ったらダメなんでしょうか」「基本は中長期的な企業広報向けということなのでしょうか」と唸っておりました。原則論ではなく、現実的にツイッターやフェイスブックをマーケティングの中でどう使いうかというテーマは広報目線とは別に、成立するということを知らせてあげた方がいいかなと思いました。ワタナベには説明済みです。
パネラーのお一人、前の日経ビジネスオンライン 編集井上さんから「話題づくり」「マスに取り上げられるためのソーシャルへの取り組み」なんて発言があって、ツイッター上でも「話題づくりのためのソーシャルなんて(とんでもない)!?」とややヒンシュクを買っていたようにも見えましたが、要するに「目的」「目線」の違いがあったと思いますね。もちろん、企業広報としての作法やルールの話は大前提ですし、フローではなくストックを重視するという考え方に異論はないのですが...。

あともう1つ、「反響」や「成果」についても、1000人なのか、1万人なのか、100万人なのか、1日の反応なのか、半年の結果なのか、3年の蓄積なのか。パネラーの方々のイメージされる「反響」「成果」のイメージ、規模の違いもあったように思います。ここも前提の整理が必要なポイントだったと思います。
ツイッターにしろ、フェイスブックにしろ、どうやって、何に気をつけて、どうやって着手すべきかに悩んでいる広報パーソンにとって、今後もこの講座が有効な一助になることを祈っております! ツイッターで「#prsj」を検索いただけば、今回のセミナーの断片はご理解いただけると思います。お時間のある方、興味のある方はぜひ。

これ、昨夜のなごりの雪でつくった雪だるま(インテグレートにて)

20110215