2011年6月アーカイブ

昨日は父の日でしたね。
13年目の父(チチ)に、13歳と9歳の息子たちから届いたメッセージと作品を紹介しますね。
かなりの親バカな感じですが、皆さんに笑いと元気を届ける意味で紹介します。
(ちなみに、わが家では「父親」を"父(=ちち)"と呼んでいます。)
まず、長男からの手紙です。

父へ

今から父に「ありがとう」と思ったことをかたっぱしから書きます。

○父、仕事がんばってくれて、ありがとう
○父、野球をおしえてくれて、ありがとう
○父、いつもやさしくしてくれて、ありがとう
○父、パソコンにインターネットをつないでくれて、ありがとう
○父、家族のためにお金をかせいでくれて、ありがとう
○父、いつも笑わせてくれて、ありがとう
○父、勉強、勉強って言わなくて、ありがとう
○父、学校に払わなきゃいけないお金を払ってくれて、ありがとう

今から父に「がんばって」と思うことをかたっぱしから書きます。

○父、ゴルフがんばって
○父、仕事がんばって
○父、ベアーズ(野球)のカントクがんばって
○父、ダイエットがんばって

虎より

次に、ダンボール&ガムテープアーティストの次男から贈られたメッセージ入りの手作りのうちわです。

ちなみに、前日の土曜日の夜、風呂場の脱衣所に、落ちていたのを僕が拾ってカミさんに届けました。
晴れて、父の日に贈られたものです。うちわの表面には「父へ...(感謝のメッセージ)」が貼られています。

chichinohi.jpg

裏面にはマジックで、



こわれたら りょうへ  作・文 りょう
とありました。
これって、一応、作品なんだなぁ。
もはや自粛ムードはなくなり、忌まわしき不謹慎センサーも警告音を発信しなくなってきましたね。
しかし、店頭や販売の現場では、どの程度の思いきった販促プロモーションをやるべきか。
いまも「遠慮気味」「ほどほど」「事なかれ」的な雰囲気があるようです。
一方で、僕ら生活者は"今年こそ、もっとお金を使おうぜ!"と煽られても、
先行きの不安がどうしても拭えない、確かに、そういう気持ちもわかります。

最近、エシカル消費(「道徳的で正しい消費」とでも訳しましょうか)や応援消費も随分、浸透してきました。
そんな中で、楽天市場では、東日本大震災で被災した宮城県南三陸町の観光協会が地元恒例の花火大会の開催費を集めるため、10万円、1万円、3千円の3種類の花火玉を出品して販売するそうです。

http://www.rakuten.co.jp/minamina/912126/912127/

購入しても実際に品物は届かない。
代わりに、同協会の花火購入を支えることになる。
10万円の花火は直径280メートルの輪を描く「8号玉」だそうです。
10万で東北の夜空に1発花火上げましょうか。
なんとも贅沢な気分になれるはず。

さて、こういうお金の使い方は「消費」ではなく「投資」なのだと思うのです。
例えば、僕がこの夏、10万円で花火を買って、家族で宮城県南三陸町にその花火を見に行くとする。
これを「浪費」という人もいるかもしれない。あるいは倫理的で尊いチャリティだと言う人もいるでしょう。
でも僕は、自分と家族のための「投資」なんだと思います。
海外旅行より、もっともっと意味のある、子どもたちにとっても、きっと忘れられない旅になるはずです。
2011年あの大震災の後の夏休み、家族で見た花火。

あれ、もう買う気になってる...(^^ゞ
政治について評論するような立場にはないのですが、それでも一市民として、昨日の内閣不信任案の顛末については
「絶句」、まさに呆れて言葉も出ないと思いました。
この類の話は、昨夜からTVや新聞に溢れているので、それをここで繰り返すつもりはありません。
むしろ、不謹慎ですが、今回の劇(主演:菅総理、助演:小沢一郎)は、リーダーのコミュニケーションを考える上での要点を教えてくれています。

題して、「何が彼をそうさせたのか」、
菅内閣不信任案で考えるコミュニケーションのイニシアティブ(主導権)とリーダーシップ(指導性)。
コミュニケーションによって人を動かすときに考えなくてはいけないポイントとして、イニシアティブ(主導権)をどう握るかということと、リーダーシップ(指導性)をどう発揮するかということがあります。この2つは、一見似ているのですが、実は随分性質の異なるものだということが今回の劇では浮き彫りになりました。
イニシアティブが問題になるのは、1対1のコミュニケーションで、お互いの関係が対等な状態のお話ですね。売り手と買い手の1対1の値段交渉、夫婦や男女の恋愛では「主導権」をどちらが握るかが非常に重要ですね。
一方で、1対多、多対多ならリーダーシップが焦点になります。つまり、企業の中での経営者、家族の中で父親や母親が「リーダーシップ」を発揮するかということになります。そこで、問題なのは、リーダーとしての自覚と負託というやつです。信頼されて任されているという自信があるからこそ、リーダーシップを発揮できるということです。リーダーシップをしっかりと発揮することで、フォロワーはリーダーについていくわけです。

今回、主演の菅総理は、見事に"イニシアティブ(主導権)争い"を演じました。
1対1の闘いそのものですね。そこに指導性は全く感じられなかった。経験したことのない大災害、世間での批判の高まりの中で、主導権を死守するしかなかったわけです。
僕らの落胆は、経営者間の足の引っ張り合いを見た社員の気持ち、夫婦喧嘩を見せつけられたら見た子どもの気持ちに近いものなのかもしれませんね。
経営者の端くれとして、イニシアティブに固執するなかれと肝に銘じたわけです。
さて、一方でいつも不思議に思っているのは助演の小沢一郎という人物のリーダーシップについてです。明らかに大向うからはブーイングを受けているにもかかわらず、それでも彼をリーダーとして集まる国会議員が70名も80名もいるということです。
彼は、料亭でもカラオケ店でも、その部下の前で、一体どんな指導性を発揮しているのでしょうか。小沢氏のコミュニケーションは基本、クローズドです。今回もその密室政治が、彼の悪役イメージをますます醸成しているでしょう。ただし、政治グループのリーダーとしては、小沢氏の指導性に軍配が上がったということでしょうか。

もし、菅総理が「主導権」を捨てて、国会議員に対してではなく、国民に向けて「指導性」をアピールするシナリオを選択していれば、結末は大きく変わっていたと思うのですが...。

RSS

  • RSS 1.0
  • RSS 2.0

プロフィール

名前:山田 まさる
株式会社インテグレート取締役COO
早稲田大学第一文学部卒。
PRプロフェッショナル。
2007年、藤田康人とともにインテグレートを設立、取締役COOに就任。05年に「ファイバー・デトックス」キャンペーンで日本PRアワードグランプリキャンペーン部門賞を受賞。08年に「魚鱗癬」啓発活動で同・日常広報部門最優秀賞受賞。

メッセージを送る

山田まさるをフォローする

書籍紹介

「脱広告・超PR」
広告を信じなくなった消費者を
動かす「連鎖型IMC」
「脱広告・超PR」
¥1680
月刊itg