中尾 幸平

執行役員 戦略担当/パーセプション戦略部 部長

Profile

大学卒業後、広告会社にて広告コミュニケーション全般を経験。その後、アーリーステージのマーケティング/NETビジネス事業ベンチャーにてビジネスビルドから社のコミュニケーション全般を担当。2009年インテグレートに入社後は、美容・ヘルスケア領域、デジタル領域、BtoB領域、薬事領域、通販領域、ブランディング領域と幅広い業界、テーマにおいてIMCグループのチーフプランナーとしてのIMCプランニングの戦略立案、アカウントマネージャーとして顧客のマーケティング戦略をサポート。

中尾 幸平

インテグレート入社前は何をしていましたか?

大阪の広告会社で営業としてスタート

新卒で大阪の広告会社に入り、営業からスタートしました。内定後、社長に誘われ在学中からアルバイトで働いていたこともあり、入社半年後には独りで仕事を任され、新しいチャレンジをいろいろとすることができました。いわゆる“ナショナルクライアントのブランディングCM”以外の広告会社での業務は一通り経験しました。 しかし、仕事をするにつれ、大阪に本社がある企業でもマーケティング機能は東京に集中していることが多く、経営やマーケティングの仕事で、自分がより成長するには東京で働かないとダメだと強く感じました。そこで、せっかく東京に出るなら1社目のような広告会社ではなく、もっと経営豊かな人たちと広告より上位レイヤーの“マーケティング”に関わる仕事をしてみたいと思い、2社目は社員数10人くらいのアーリーステージのベンチャー企業を選びました。 この会社は大きなビジョンを掲げており、大手ベンチャーキャピタルより多額の出資を受け、将来を期待されていました。ビジネスは始まったばかりで、大きなビジョンとお金だけあるという状況での転職でしたが、私自身刺激的でビジネスチャンスのある領域だと興味を持ち入社しました。 入社後、自社が運営するSNS立ち上げのプロジェクトリーダーとして、ビジネスモデル構築から利用者獲得のコミュニケーション活動、また、SNSのユーザーを活用した専門コンサルティングをBtoBビジネスとして立ち上げ、自身もコンサルタントとして顧客の課題解決に携わるなど全方位かつ、責任者として主体的にビジネス構築を担うという貴重な経験をしました。

なぜ新卒時に広告業界を選んだのですか?

マーケティングへの興味は中学生から

もちろん、昔からマーケティングに興味があったというのも大きいです。大学時代は経営学部でマーケティングを勉強していましたし、ベンチャー企業への長期インターンなどもしていました。しかし、就職活動で初めから広告業界を熱望していたわけではありません。広告業界に就職するとさまざまな業界・業種に携われ、知見を増やすことが出来るかもと思ったのが決め手でした。 そもそも、マーケティングに興味を持ちだしたのは中学生の頃までさかのぼります。私は当時、自動車が好きで、初めは自動車のメカニズムや機械工学についてマニアックな興味を持っていました。徐々にあるメーカーがAという車をどのように考えてつくり、プロモーション・ブランディングをしているのかという、自動車の裏側にある経営やマーケティングを含めて考えることが好きになっていきました。 例えば1998年頃、トヨタが凄くシェアを落としていた時期があったと思うのですが、当時の日本車は性能として示されるエンジンの技術力は世界一だった思うのですが、車としてコンセプトや消費者に打ち出す買いたくなるポイントについては時代遅れではないかと強く感じていました。一方、技術としては遅れているドイツ車などが、先ゆくコンセプトを掲げ“技術”よりも“商品”として消費者を訴求していたのをみて、中学生ながら、いくら良い技術があっても日本企業にはマーケティングの力が足りないのが問題だと考えるようになっていました。

インテグレート入社のきっかけは?

統合型マーケティングの必要性を実感

前職でリーマンショックなどいろいろあり・・・自分の仕事をやりきった感があり、転職を考えるようになりました。ただ、新卒時の目論みどおり、さまざまな業界・職種をみて、裏事情を知ったがゆえに自分の働きたい業界がわからなくなっていました(笑)。 そんな中、IMC(統合型マーケティング)を扱うインテグレートと出会いました。広告・マーケティングの領域に関わってきた実体験の中でIMCの考え方が必要だと常に感じると共に、広告業界の限界を感じていたこともありました。IMCを手掛ける企業がこの世にあるのだと驚くと同時に、たいへん興味を持ちました。インテグレートの掲げるメソッドフリー・メディアフリーという考え方や、社会トレンドの変化に柔軟に対応しながらやり方を変えていくというスタンスにも共感しました。広告会社だとメディア環境が変わっても、ビジネスモデルを大きくダイナミックに変化させていくことは難しいのが現状です。インテグレートに出会わなかったら広告業界・マーケティング業界ではなく、事業会社に就職していたと思います。

実際に入社してからはどうでしたか?

パーセプションチェンジ&IMC脳へのバージョンアップ

入社して半年から1年くらいは良い意味で辛くてしょうがなかったですね(笑)。仕事が辛いのではなく、脳のバージョンアップがなかなか出来なかったです。自分では出来ているつもりで入社したのですが、やはり考え方が広告クリエイティブなどの手法ありきで考えてしまう「広告脳」だし、「クライアント企業のおうかがい脳」なんですよね。でもインテグレートで求められているのは、まず消費者視点を持って、どこでどんな情報が伝われば消費者が興味を持つのかを起点に考えるということです。1社目でダイレクトマーケティングに携わっていたので、そのあたりは頭では理解し出来ているつもりだったのですが、インテグレートでよく言われる「パーセプションチェンジ」、人の心をどう動かすかについて、まだまだ考えが浅かったことがわかりました。特に、広告に落とすのではなく、消費者を取り巻くさまざまな情報環境をIMCで設計する上での「パーセプションチェンジ」を考えるには苦労しました。 ただ、世の中が変化し続ける中で自分たちも対応し続けていくという仕事は、飽きないですね。インテグレートではまだまだやれることがあると思うし、いろいろ試していけるのが仕事の楽しさにつながっています。プロモーションで何かを流行らせるということだけでなく、もっと根幹のマーケティング、経営をサポートする立場に立てるのは魅力です。企業の経営課題に対して、最大限自分たちでサポートするというのは、自己満足に近いかもしれないですが、やりがいを感じます。

インテグレートはどんな人に向いている会社だと思いますか?

今の仕事に窮屈感を感じている人

私が新卒で会社を選んだ理由のひとつでもありましたが、幅広くさまざまな業界・職種をみることができる環境だと思います。 中途の方でしたら、今の仕事に窮屈さを感じている人が向いていると思います。何でも挑戦できる社内風土がありますし、クライアントにマーケティングのあり方を意見していく環境もあります。もしかしたら決まったことを職人のようにやりたい人にとっては、仕事の範囲が広く常に進化を求められるので大変かもしれません。 しかし、企業の根幹から実直にマーケティングに関わりたい、さまざまなことにチャレンジをしてみたい人には、それを実現できる希少な環境ではないでしょうか。

一覧へ戻る