青木 健

2015年入社

パーセプション戦略部 チーフプロデューサー ストラテジック・ディレクター

Profile

大学卒業後、水産系事業会社に入社。北方凍魚の原料販売の傍らで、原魚の特性を活かした水産加工品の商品開発をサポート。定番で売れる商品には、プロダクト発想だけではなく、生活者視点が欠かせないことを学び、マーケティングリサーチ会社に籍を移す。生活者のインサイトから商品コンセプト立案、新商品の受容性検証調査等、主にFMCG系の商品開発プロジェクトに多数参画。2015年より、現職で商品の開発支援や既存品の中長期戦略・マーケティング戦略の立案・実行を支援。

青木 健

インテグレート入社前は何をしていましたか?

築地で魚の販売を通して「売れる仕組み」の重要性に気づく

新卒で築地の水産卸売会社に入り、原料の仕入れや加工水産品の販売などを行っていました。たくさん売ることが当時のプライドだったので、「なぜあの魚はよく売れて、この魚は売れないのか」ということをよく考えていました。そのうち、モノを売るよりも売れる仕組みを考えたり、もっと魚を食べてもらうにはどうしたら良いかと考えたりする方が楽しくなっていきました。もっとそういうことを考えることのできる仕事はないかと探したところ、それがマーケティングだったんです。

しかし、築地の卸売会社からマーケティング会社へ転職するのは至難の業でした。キャリアコンサルタントからも、まずは食品会社へ行って、そこからマーケティング会社へ進むのが一般的だと言われました。けれど若かったのですぐにでもマーケティングに携われる仕事がしたくて、調査会社へ入社しました。消費者の動線調査や企業の事業戦略の調査など定性的なリサーチに取り組む中で、マーケティングの戦略部分を学ぶことができました。その延長で、どんな什器やPOPを作れば良いのかという施策の領域にも関わりました。

すると今度は、調査よりも施策がやりたいと思うようになり、主婦に特化したマーケティング施策を実施する会社へ転職しました。プロモーションを企画していたのですが規模が小さかったので、世の中にもっと拡散できる方法は無いかと悩んでいました。そんなとき偶然、私が企画したイベントのタイミングで、実施する地域が注目を浴びるニュースが出るということがありました。ニュースの効果で、イベントにもメディアがたくさん来て情報が拡散したんです。その経験を経て、もっと統合的にマーケティングを仕掛けていける会社はないかと探していたところ、インテグレートに出会いました。

実際に入社してからはどうでしたか?

健全なディスカッションができる喜び

入社直後は主に情報クリエイティブを担当する部門に所属していたので、調査を元に消費者やステークホルダーのインサイトを把握してマーケティングストーリーを描くという仕事を徹底的にやっていました。同じインタビュー形式の調査でも、前職で経験していたものと違いインテグレート独自の手法があるので、初めは驚きもありました。ですが、以前の職場で偶然インテグレートと関わる機会があったり、COO山田の書籍『脱広告・超PR』を読んだりもしていたので、入社前に想定していた仕事内容からズレはありませんでした。

今のパーセプション戦略部に来てから一気にやることが広がったので、咀嚼しながら刺激の多い環境を楽しんでいます。各領域で専門的なメンバーもいるので話を聞くのが面白いですし、ディスカッションのできる環境というのがすごく良いですね。健全なディスカッションができるうちはストレスなく仕事ができます。仕事の進め方についても、まずは自分で考えたものを形にし、それをこまめに壁打ちしながら修正するという風に進めています。今は主にマーケティング戦略に関する領域を担っているのですが、今後は経営戦略立案からエグゼキューションまで一貫してできるようになりたいです。そのためにも、もっと知見をためていかなければと思っています。

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やりがいを感じるのはどんなときですか?

一年前との変化を比べ、成長を実感

やはりクライアントに認められた時です。

あとは入社当初に作った資料と、その一年後に作った資料を見比べたりして、考え方の変化やできる領域の広がりを確認できると、身になっている実感が得られます。人より成長意欲が強いので、クライアント先で自分にできないことがあったり、課題に対する解決策が思いつかなかったりするとストレスになります。ただ、そこで誰かに聞いて教えてもらったり、ディスカッションによって解決の方向性が見つかったりする経験こそが尊いと感じます。ナレッジとして自分の中に蓄積しているという、学びの実感がありますね。

ビジネススクールは一般的にケーススタディで学びますが、インテグレートは生きたケーススタディで学ぶことができます。成功体験は素晴らしい事例ですが、大きな成功体験は武勇伝になってしまい、一人では再現できないことも多いのではないでしょうか。実際には、自分一人でも再現できるような体験を細かく積み重ねていくことが必要だと思っています。

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インテグレートに向いているのはどんな人だと思いますか?

考えることが好きで、マーケティングが好きな人

考えることに対してストレスを感じる人はつらいかもしれません。マーケティングの理論や仕組みを詳しく知っている必要はなく、「なぜこれが売れているんだろう」、「なぜ消費者はこう思うんだろう」、「どんな情報を与えたら意識が変わるだろう」と考えられるかどうかが大事です。クライアントも色々と取り組んでいるはずなのになぜ上手くいかないのかと考えているうちに、モノの見方が変わって面白くなってきます。

答えがある訳ではないので考え続けなければいけませんが、ひたすら考え続けた先にブレイクスルーがあるんです。もちろんその瞬間がなかなか訪れず、「もういいから答えを教えて」と思ってしまうこともありますが(笑)。

(2018.07.03 公開)

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