
――これから、このWebでitg VOICEを展開していきます。
Itg VOICEのコンセプトは?
現在、「戦略PR」「webPR」「バイラルプロモーション」といった手法論がとても話題になっています。しかし私は、現時点での最先端のソリューシンをマーケティングミックスする事が戦略の本質で、最も大事だと思うのです。
世の中に、少しずつですがIMC(統合マーケティング・コミュニケーション)という言葉を使う人が増えてきて、流れがそちらに向かっている感じはあります。しかし、実際にやりきっている事例を見る事は殆んどありません。やっぱりまだまだ広告が基本にあって、広告+αという形になってしまっているのが現状です。その中で、インテグレートは唯一IMCをきっちりと形にしており、今後もブラッシュアップしていける会社だと思います。
そこで、月刊itgでは、インテグレートが持つ事例や、社外の色々なネットワーク・人々を通して、IMCというコンセプトのもとに、今マーケティングがどこにいて、何をするのが一番効果的なのかをお伝えしていければと思っています。マーケティングは日々進化しています。いままさにマーケティングの現場で起こっている現在進行形の話題や最前線の実践メソッドを提供していきたいですね。
――インテグレートのIMCの基本スタンスについて聞かせてください
今世の中に出ているマーケティング情報はWEBマーケティングが中心で、偏りがあると感じています。冒頭でも申し上げたように、マーケティングのテーマが手法論さらに今はネット偏重で、個人的にはそこを是正していきたいと思っています。
また、マスメディア否定論・マス広告否定論といったマスに対するネガティブな情報が多過ぎて、マス対ネットのような構図になってしまっていますが、本来マスとネットは連動しており、切り離せないものです。たしかに相対的に見るとマス広告の役割が落ちてきていることは間違いないですが、商品特性や価格、ターゲットの関与度などで、マス広告が効きにくい領域と、いまだにマス広告が購買のキードライバーになる商品とがあり、それが一緒くたにされてしまっているのが現状ではないでしょうか。
マーケティングに万能薬はなく、一つ一つのケースの中で最適なマーケティングミックスを考えていかないといけませんが、そういう発想があまりないように思います。
インテグレートでは、メディアニュートラル・メソッドニュートラルという考え方でマーケティングに取り組んでいます。メディアニュートラルというのは、マス・インターネット・店頭などから、最適なコンタクトポイント選択して、それをクロスさせていくということ。また、メソッドニュートラルというのは、いろいろなレイヤーの話があるかと思いますが、広告・PR・バイラルプロモーションなど、その商品特性とマーケティング課題に応じて最適な手法をクロスさせていくということです。
インテグレートのIMCソリューションの最大のポイントは、情報クリエイティブです。広告クリエイティブというものをベースに色々なIMCプランが組まれている中で、PRという意味合いだけでなく、PR的な発想である情報クリエイティブというものをベースに持っていること。これがメディアニュートラル、メソッドニュートラルの一番重要なポイントです。
IMCをかなり専門的に、体系的に手がけているのは、大手総合代理店の中でもごく限られたセクションだと思います。その中で我々は、規模は別として、IMCを専門にしたIMCプランニングブティックという日本で唯一の業態だと考えています。




